2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年の映画ベスト・ワン

山形ドキュメンタリー映画祭の後は、東京国際映画祭、東京フィルメックス映画祭と、映画祭づいていました。いろいろ見たのですが、今は中国映画が気になっています。(北京電影学院とうちの大学が提携したわけでもないでしょうが) 12月になると、今年の映…

山形ドキュメンタリー映画祭

山形国際ドキュメンタリー映画祭に行って来ました。私も国内外の映画祭はずいぶん行ってますが、ここは規模といい、雰囲気といい、純粋に映画に向き合える稀有な場所でしょう。昔、大島渚は「映画の共和国」という言い方をしてましたが、まだそうした雰囲気…

京橋のフィルム・センター見学会

9月15日、映画プロジェクトの学生たちと、京橋のフィルム・センターに出かけました。私の学生時代は、ビデオもDVDもなく、映画の勉強はひたすらここで上映されるフランス映画特集や、イギリス映画特集、あるいはジョン・フォード特集など、ここが映画学徒…

女性監督の魅力

猛暑の中、時間を見つけては試写通いしています。映画を見る前は、頭の中を白紙にしておきたいので、情報は見ないようにしていますが、見終わった後、「うまいな」と感じる作品は女性監督の場合が多いですね。 たとえばデンマークのスサンネ・ビア監督。この…

篠田正浩講演会

東京紀尾井町キャンパスで開かれた城西国際大学メディア学部映像講座「篠田正浩講演会 日本の映画音楽を語る 早坂文雄から武満徹へ」(7月14日)が、ホール一杯の観客を集めて終了した。 戦後の日本映画音楽を代表する巨匠の歩みを数々の映画史的事件に触…

2006年のベストテン

キネマ旬報の2006年ベストテンが発表された。こちらは投票していないので、気楽に選者と選ばれた作品表を眺めているが、これが結構、楽しい。選者の評価する監督としては、圧倒的にクリント・イーストウッドだ。外国映画ベストワンが「父親たちの星条旗…